【HSPプログラミング講座#7】ボタンを連打して数字を増やしていくゲームを作ろう!
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前回のHSP言語プログラミングでは「変数」の使い方について学びましたね。変数の使い方は、変数の名前をつけたあとに「=」イコールを書いてから、変数の中に入れたい文字や数字を書きました。 変数は入れた内容(データ)を記憶してくれる便利な機能がありました。これを特性を利用して数字を覚えてもらい、ボタンを押したときに、その数字をさらに足し算していくという動作をするプログラムを作っていこうと思います。
上記のようにプログラムしてみました! どんな動きをするか想像してから実行してみてくださいね。 ここで少し解説をすると1行目で変数を用意して数字の1を入れていますね。(変数の名前は日本語も使えるみたいです)
4行目でcls命令を書いていますが、この意味がわかるかな? 最初の1回目は意味がないけど、その後に繰り返しココに戻ってくるときに意味が出てきます。(もし分からなかったらcls命令を消して実行してみてね)
5行目で「今の変数の中身を表示」しているよ。 そしてこのプログラムのいちばん大事なポイントはボタンを押したあとの飛び先でやっている10行目の計算だ!! 何をやっているかわかるかな?
変数くん = 変数くん + 1
変数くんに 変数くんの中にいま入っている数字に 1を足して 戻すよ
という意味になります! 最初は変数くんに入っている数字は0だけど、そこに1を足しますね。 2回めにボタンを押したときには、変数くんに入っている数字は1だから、そこに1を足しています。これを繰り返すことによってどんどん数字が増えていく仕組みになっているんだね。 理解できているかな?
リセットボタンを作ってゲームを最初からやり直せる機能を追加
一度ゲームをスタートしてしまったら、数字が増えていくだけなので、プログラムを一度停止しないとやり直しができないですよね。。 それであればリセットボタンを作って最初からやり直せる機能を追加しましょう。 これならば繰り返し遊ぶことができます。
はい。簡単ですね。button命令を追加して、一番先頭の行にジャンプさせているだけです。そうすることでまた変数くんをゼロに戻してスタートすることになります。
ボタンを連打するゲームのまとめ
ゲームの得点とかでも使えそうなプログラムでしたね。変数に数字を記憶してもらうことで「いま入っている数字」に足していくことができました。もちろん引いていくこともできますよ。 あとやってみてまた面白い発見をしたよ。それはボタンをクリックしたときに数字が増えるのではなく、ボタンを離した瞬間に動くということ。button命令は、こんな動きをするということも覚えておくといいかもしれないね。