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【HSPプログラミング講座#5】文字をミサイルみたいに動かしてみよう!

プログラミング講座アイキャッチ

前回のHSP言語プログラムで文字の位置を指定する技を見つけてしまったのでワタクシ「リサル」は新しいことを思いついたのでした。以前に覚えた画面を消去するcls命令と組み合わせて、文字を少しずつ動かして、消して、動かして、消して、動かして、消して、動かして、消して、動かして、消してを繰り返していくとミサイルのように文字が画面上を飛んでいくように見えるのではないかと思いました(ムフフッ)ちょっとワクワクしますねー 早速プログラムを書いてみましょう!

HSPプログラミング_wait01

書けたぞぉ! 書いて消して、書いて消して、書いて消して、書いて消して、を繰り返して文字がミサイルのように飛んで行くはずだ。 このプログラムでは縦のY座標は動かさずに、横方向のX座標だけを10ずつ増やしています。これを5回繰り返しているので画面の左端から右方向へ動くはず! それではプログラムを実行してみましょう!

ん? ん? 何が起きた? 動かないぞ・・・ ・・・ ・・・ いや、待て待て。 実行結果をよく見ると”だぁー”の文字は少し右側に表示されている。だからプログラムはちゃんと動いたと思うのだが。。。 なんでだろう? 何度か実行を繰り返しても結果は何も変わらない。 でも文字はちゃんとプログラムどおりに右側にズレて表示されている。 説明書を見てもどーやって調べればいいかよくわからないし、色々調べてもよく分からなかったけど、ネットで色々とHSP言語プログラムを調べてみると、どうやら「目にも止まらぬ速さで動いている」っぽい。 詳しいことはよくわからないけど、0.001秒とか凄まじい速度で動いているから「人間の目には見えない」ということらしい。

パソコンの処理を待たせる命令

うーむ。めっちゃ困ったなぁ。さすがパソコンだなぁ。忍者より早く動けるのかよ(笑) とゆーことで、パソコンが速すぎるので少しの時間だけ止まってくれる命令を探していたら発見しました。その命令はと「wait → ウェイト → おもり」命令です。 日本語で「おもり」という意味なので動きが遅くなるということでしょう。書き方は下記のようになっているようです。

wait 10

説明書には、この数字は10ミリ秒単位だと書いてありました。何を言っているのかまったくわかりませんね(汗) 調べてみると1ミリ秒は0.001秒のようです。1秒の1000分の1です。だから10ミリ秒単位ということは0.01秒、つまり1秒の100分の1単位で指定するようです。 はやっ! それだけとんでもない速度で動いているから先ほどのプログラムは動いていないように見えたんですね。早速wait命令を追加して見える速度にしてみましょう!

HSPプログラミング_wait03

ミリ秒と言われてもピンとこないのでwait命令の数字を色々と試してみたら「wait 100」で1秒くらいでした。 これで実行してみたら、ちゃんとミサイルみたいに”だぁー”って飛んでいきましたよ!感動です! 5回だけ繰り返しているけど、もっと繰り返して、画面の端っこまでやったらミサイルですね!シューティングゲームが作れそうな感じですね!

文字をミサイルのように飛ばす!まとめ

はじめのプログラムでは何が起きたのかまったくわからない実行結果でしたが、やってみてわかったことはパソコンの処理速度が目にも止まらぬほど「めっちゃ速い」ということ。そして目にも止まらぬ速さを、人間にも見えるくらいに遅くするwait命令があったということです。 今回も楽しいプログラミング講座でしたね。 次は何をやってみようかな~