スマホを買い替えた時のデータ移行(データ引っ越し)方法を徹底解説
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スマホの写真はサイズが大きく、容量を圧迫することが多々あります。その場合、定期的に削除することで容量に空きを作ることができます。一方、思い出の詰まった写真を削除したくない場合は、外部に写真を移し保存しておくような工夫が必要です。そこで今回は、スマホの写真をどのようにして外部に移行するのか、写真の送り方について、実践しやすい方法を4つご紹介します。
スマホの写真を外部に送る4つの方法
スマホの写真を外部に送る方法として、代表的なのが以下の4つです。
・クラウドストレージを使う
・外付けメモリカードを使う
・SNSにアップロードする
・メールで転送する
列挙した方法はどれも一般的なものですが、当然ながらスマホの機種によって多少なり手順・やり方は変わってきます。極端に安価なスマホ等では上記のような写真の送り方を実践できないケースもあるので、あらかじめ注意が必要です。
1-1 クラウドストレージを使う
写真を外部に保存しておく際によく用いられるのが、各社から提供されている「クラウドストレージ」です。クラウドストレージとは、簡単に言えばネットワーク上に存在しているストレージ(データの保存領域)で、動画や音声など様々なデータを外部のサーバ上で保管しておくことができます。データは全て各社が管理するサーバ上に置かれるため、別々の端末からであっても、同一のクラウドストレージにアクセスすれば、リアルタイムで同じデータを閲覧可能になります。
すなわち、クラウドストレージ上に写真をアップロードしておけば、自分のスマホの容量を空けつつ、写真自体はクラウドストレージで閲覧できる状態になるわけです。普段からクラウドストレージ上に写真をアップしておけば、いざスマホを処分・データ消去するとなった際、誤ってデータを削除してしまう心配もありません。
注意として、クラウドストレージには有料のサービスが存在しており、無料では満足に利用できないことも珍しくありません。GoogleCloud等も、大量のデータを保存したい場合は無料だと全て保存し切れない可能性があります。
1-2 外付けメモリカードを使う
写真を直接メモリカードに移すことで、パソコン等の端末から写真を閲覧したり、別の端末に写真を保存したりすることができます。パソコン等ではUSBメモリでデータのやり取りをすることが多いですが、ほとんどのスマホはUSBメモリに合うUSB端子がないため、スマホの場合はUSBメモリではなく「microSDカード」と呼ばれるメモリカードを用いることが多いです。
注意として、microSDカードを使う場合、基本的にはスマホのSIMカードスロットの近くに差し込み口があるので、SIMピンと呼ばれる細いピンを使って蓋を開ける必要があります。また、一部の端末では外付けメモリカードを使用できない構造になっている点にも注意してください。例えば10万円を超えるようなハイエンド端末では、そういった外付けメモリカード用の機構が削減されていることも珍しくありません。
1-3 SNSにアップロードする
少し特殊な方法として、「SNSに写真をアップロードする」という送り方も存在します。SNS上にアップロードした写真は基本的にSNSの運営会社が管理するサーバ上にアップロードされるため、他の端末から閲覧したり、ダウンロードしたりすることが可能です。少々回りくどいクラウドストレージのようなイメージを持つとわかりやすいでしょう。
公共の場にアップロードすると第三者が閲覧できる状態になってしまうので、プライベートな場所にアップロードするようにしてください。例えばLINEの場合、自分自身しか閲覧できないトークルームとして「Keepメモ」という機能が用意されています。自分の端末だけで写真をやり取りしたい場合は、そのKeepメモ上に写真をアップロードすれば、写真を簡単に外部に共有可能です。
1-4 メールで転送する
以前からある方法として、「メールで転送する」という手もあります。一時期はメールでやり取りできるファイルサイズにも限界がありましたが、現在ではある程度規模の大きなファイルも問題なく送受信できるようになっており、スマホで撮影した高画質な写真を送ることも可能です。
ただし、送信側と受信側で別々のメールアドレスが用意できない場合、上手くファイルをやり取りできないことがあります。メールサービスによってもファイルの取り扱い方には少しばかり違いがあるので、事前に確認しておくのが良いでしょう。また、最新のスマホは高画質で撮影できる代わりに、ファイルサイズが非常に大きくなってしまう機種も存在します。複数の写真を送ろうとするとエラーとなったり、一部の写真だけ上手く送れなかったりと、何らかのトラブルが発生する可能性もゼロではありません。したがって、最新のスマホの写真をメールでやり取りする場合は、何かしらの方法で写真のサイズを圧縮するのがおすすめです。
どうしても容量が足りない場合は?
写真を大量に外部に送ったとしても容量が不足している場合、スマホの買い替えを検討するべきかもしれません。スマホには元より大量のアプリが入っており、それらのアプリがアップデートされる中でどうしても容量が圧迫されていくため、古い機種の場合はどれだけ頑張ったとしても、最終的には空き容量を確保できない事態に陥ってしまうでしょう。最新のスマホであれば大規模な内蔵ストレージが搭載されているモデルも多く、同じ量の写真やアプリを入れていても空き容量に余裕が生まれます。
元々あったスマホを処分する方法は様々ですが、ただ廃棄するだけだと環境に悪影響を及ぼすことがあり、環境保全の観点から度々問題視されています。したがって、データ消去を安全に行うという点を考慮しても、可能であれば処分は専門業者に依頼するのがおすすめです。スマホのリサイクル・リユースに注力している専門業者のrecycle-loop.comに依頼することで、環境にやさしい形で古くなったスマホを適切に処分できます。
適切な方法でスマホの写真を管理しよう
スマホを処分する場合や空き容量を増やしたい場合など、様々な場面でスマホの写真を整理する機会があります。その際には、クラウドストレージや外付けメモリカードを適切に使用し、大切な写真を外部に移すのがおすすめです。また、写真をどれだけ移行しても空き容量が足りない場合は、スマホを最新の機種に買い替えることで、根本的に空き容量問題を解消することが可能です。