パソコンが起動しないときの原因
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パソコンが起動しなくなって困ったという経験をもっている人は多いのではないでしょうか?
考えられる原因は様々ですが、これまでに数え切れないほどの起動しないパソコンを直してきた経験を生かしてお話していきます。
少しでも参考にしていただけたら幸いです。
◆パソコンが起動しなくなるパターン
まず、パソコンが起動しなくなるパターンを紹介します。
- パソコンを落とした(強い衝撃を与えた)
- パソコンにコーヒーをこぼしてしまった。
- 停電などで、いきなり電源が切れてしまった。
- ソフトをインストールしたり削除したりした。
- 怪しいサイトに行ってしまった。
- パソコンを落とした(強い衝撃を与えた)
こちらに関しては当然と言えばそれまでですが、パソコンを落としてしまった時に、どこが壊れてしまうのかというと、一番多いパターンはハードディスクの破損です。ハードディスクは衝撃に弱く壊れやすい部品です。しかもデータを格納している部品のため、ハードディスクを交換修理すると、まっさらでデータが何も入っていないパソコンになってしまいます。修理するなら買い替えたほうが良いパターンが多いのもその為です。 - パソコンにコーヒーをこぼしてしまった
こちらのパターンも電子機器なので当然と言えます。特にノートパソコンはキーボードの下に重要な電子部品が集まっていて、コーヒーをこぼしてしまったら、かなりの確率で故障してしまいます。液体が中に浸透する前に逆さまにして電源を切ることで免れるパターンもありますが、結局キーボードは使えなくなってしまい、交換修理をすることが多いです。 - 停電などで、いきなり電源が切れてしまった
この場合に多いのはハードディスクの破損もしくは、システムデータの破損です。ハードディスクはレコードプレーヤーと同じ構造で、円盤と読み取りヘッドが高速に動作しています。通常の手順で電源を切る場合は、シッピングと言って読み取りヘッドが安全な場所に退避してから電源が切れるようになっています。それが円盤の上で停止してしまうことで、円盤や読み取りヘッドを傷つけて破損してしまいます。また同様に円盤の位置でちょうどシステム領域にかかわるデータを読み書きしている途中に停止した場合、起動にかかわるデータが破損して、パソコンが立ち上がらなくなってしまう原因になります。 - ソフトををインストールしたり削除したりした
パソコンのソフトにはプログラムの不具合(バグ)があったり、1つのOSの上に複数のソフトウェア開発会社が開発したソフトが走ることになるので、お互いに重要な領域の書き込みがバッティングするなどしてデータの破損を起こしてしまうことがあります。ハード的な故障ではないためOSを再インストールすることで、また使えるようになります。 - 怪しいサイトに行ってしまった
このパターンはコンピュータウイルスなどの危険なプログラムが侵入してしまいパソコンが動作しなくなります。ハードウェアまで壊されてしまうパターンは稀ですが、システムが破壊されてしまうことでパソコンが起動しなくなります。また、大事なデータも壊されてしまうことがあります。もちろんハード的な故障ではない場合は、また使えるようになりますが、やはりデータを失ってしまったとなると、この機会に買い替えをする方が多いようです。
代表的な例を紹介しましたが、いかがでしたか?
いずれにしても定期的にデータをバックアップするようにしていただければ、万が一の時にもなんとかなります。
ハードが壊れても買い替えたり、修理したりすれば良いですが、データだけは取り戻すことはできません。
データはお金では変えない価値があります。