株式会社リサイクルループ

ブログ

回収依頼お問合わせ

株式会社リサイクルループ

回収依頼

MENU

パソコンリサイクル法とは

パソコンリサイクル法とは

パソコンリサイクル法とは経済産業省の施策による「資源有効利用促進法」が基になっています。使用済みパソコンの回収とリサイクルを義務付けた法律で家庭用パソコン、事業用パソコンのどちらについても適用されます。

回収されたパソコンはデータ破壊(記録媒体の破壊)の工程を経て金属、基板、プラスチックなど素材ごとに分別して再利用されます。限られた地球資源を有効に活用しつつ、ゴミを減量しCo2排出抑制や地球温暖化防止に努める事を目的としています。

リサイクル対象となるパソコン

リサイクルの対象となるパソコンは「デスクトップ型パソコン」と「表示装置(モニター・ディスプレイ)」とノート型パソコンです。タブレット端末は現時点では対象となっておりません。また有機ELモニターも現時点では対象外となっているため、資源有効利用促進法の対象には入りませんが、実際にはパソコンや家電をリサイクルしている業者は積極的に受け入れをしています。

パソコンのデータ消去

経済産業省のwebサイトではパソコンを廃棄する際には「使用者・排出者の責任で消去することが望ましい」と記載されています。しかしながらデータ消去の知識が必要であり、使用者・排出者がしっかりとデータを消去することができていないことが考えられます。多くの場合はリサイクル事業者、再資源化施設に委ねる場合が多いと思われます。

パソコン回収の流れ

使用済みパソコンを廃棄するにはリユース・リサイクル事業者を決定し使用済みパソコンの回収依頼または、宅配便での送付または、事業者の施設へ持ち込み、処分を依頼するのが一般的です。事業者によっては身分証明書の提示が必要な場合があります。またパソコンを引き渡した際に受領書を発行してくれる事業者や、データ消去証明書を発行してくれる事業者もありますので、必要に応じて各事業者に問い合わせて確認したほうが良いでしょう。

パソコンの処理(リユース・リサイクル)

使用済みパソコンの解体処理はパーツごとに分別されます。パソコンの部品構成は本体ケースの中に電気を供給する「電源ボックス」があり、そこからメイン基板「マザーボード」、記録媒体「ハードディスク」や「SSD」などのストレージ、CD/DVDドライブなどがあります。またマザーボードにはCPUとメモリが接続されています。これらの部品を丁寧に取り外して種類ごとに分別します。

分別後に各パーツごとに検査を行いリユース(再利用)ができるものと、できないものに分別します。リユースできないパーツはリサイクル(再資源化)による処理を経て素材へと生まれ変わります。このように、まだ使用できるものは可能な限りリユース(再利用)し、どうしてもリユース(再利用)出来ないものについてはリサイクル(再資源化)を行い、限られた地球資源を無駄なく繰り返し使用するような仕組みになっています。